~がんの方のためのヨガ・乳がんヨガ~
大切なのは、呼吸と笑顔
一緒に、深呼吸しませんか?
想いを分かち合いませんか?
がんの手術後の回復期や治療中の方、
セルフケアとしてのヨガです
YOGAとは、サンスクリット語(古代インド語)で『つなぐ』という意味です。
どんなヨガのスタイルでもその本質は変わらず、
本来の自分自身に立ち返っていく(つながっていく)ことを目的としています。
『がんの方のためのヨガ・乳がんヨガ』とは、その伝統的なYOGAの敷居を低くし、簡単な身体の動きとゆったりとした呼吸を合わせて、心を落ち着かせ、
自分自身とゆっくりそして仲良く対話していくことを味わうことで、
「今、ここ」に集中し、深いリラクゼーションを感じることを大切にしています。
その深いリラクゼーションが、副交感神経を優位とし、代謝、循環を適度に高め、睡眠の質の向上などがエビデンスとしてあげられています。
また、ストレスが軽減され、心のサポートともなります。
現在、多数の臨床研究も行われており、日本でもその研究は進んでいます。
*以下、厚生労働省の「統合医療」にかかる情報発信等推進事業のホームページにて、九州大学の岡孝和先生の抄録が掲載されています。
www.ejim.ncgg.go.jp/doc/doc_e03.html
【YOGAががん患者さん・乳がん患者さんのサポートとなる理由】
わたし自身ががんの治療後、なかなか元気になれずYOGAを通して
ゆっくりと変容してきたこと
10年以上、がん患者さんたちとのYOGAを通して
『YOGAががん患者さん・乳がん患者さんのサポートとなる理由』は大きく2つ
①心身が楽になる
②同じがん友(仲間)が集う居場所(病院でも自宅でも職場でもない)ができる
①心身が楽になる
「頑張らなくていいんだよ~」「人と比べないで」「無理しないで」
これまでの人生でそんなことを言ってもらえることがなかったので、
まずは「自分って、普段からこんなに力入って生きているんだ」ということに気付きました。
次第に、「どんな姿勢が自分の身体にとって楽で呼吸がしやすいのだろう」ということにも気付くようになりました。
気付いたら、それまで、がんのこと、治療のこと、身体のことにとらわれがちだった心がほどけて生きるのが楽になっていきました。
②居場所
病院と自宅の往復、治療しながらお仕事をされている方は、職場での自分の役割もあります。
患者としての自分から、ヨガ教室で身体を動かすことで、患者でない自分も確かに存在していることに気付きます。
また、同じ病気の仲間との出逢いはかけがえのない存在です。
クラスの詳細については⇒「がんの方のためのヨガクラス」
または、 ⇒ 「乳がんヨガ」 へ
*以下、岡孝和先生による「ストレス状態に対するヨガの効果」が掲載されています。
https://gansupport.jp/article/life/exercise/exercise01/15266.html
*BCY Institute Japan 運営メンバー
乳がんヨガ指導者養成講座の講師を担当させていただいています